フリップパル スキャナー 買ってみた
十数年前に発売され、すでに販売終了のフラットベッド?スキャナーを中古で購入しました。 フリップパル(Flip Pal) という機種です。 まぁフラットベッドと言えばフラットベッドなんですが、どちらかというとポータブルスキャナーという方が近いかも。単3乾電池4本で動きます。
既に自室にも仕事場にもフラットベッドスキャナーがあるので、正直出番がどの程度あるか不明です。 おまけに、スキャンできるサイズもKG(はがき)サイズまでととても中途半端。 でも、どうしても気になってしまって、ポチってしまいました(笑)。
予想通り簡単
このスキャナ―の最大の特徴は、簡単操作。電源入れて側面の緑のボタン押すと、セットしたSDカードに画像が保存される仕組みです。パソコンを使わずにSDカードに保存できるのは結構便利。これなら、PCが苦手な方でもデジタル化できますね。
細かい設定はない
シンプルさが売りのスキャナーなので、設定も最小限。本体上では解像度 300dpi/600dpi の選択メニューだけです。 トリミングやスティッチング(つなぎ合わせ)は、パソコン上で加工してね、というスタイルです。 一応、ウィンドウズ用の写真加工ソフトが付属のSDカードに入っています。mac版は公式サイトでダウンロードできました。
フリップパルは二刀流?
フラットベッドモード
ポータブルスキャナーの最大のメリットは、接続ケーブルもなく手軽に持ち運びできること。スキャンしたい時に取り出してすぐ使えるのは利点。 通常のフラットベッド同様に、上の蓋を上げて、写真を伏せてセット。
後は側面の緑ボタンを押すとSDカードに保存される仕組みです。
フリップモード
通常のスキャナーは、原稿をガラス面に載せてスキャンするスタイルです。 しかし、分厚いアルバムや本の一部をスキャンするとなると、重さや位置合わせが意外と大変。そんな時は、逆にスキャナを載せてしまおうというモードです。
上蓋を外してスキャナを原稿に載せます。 スキャナの底が透明になっているので、位置合わせも簡単です。位置が決まったら、側面のスキャンボタンを押すだけです。
フリップパルの用途は限定的?
Flip Pal、個人的にはいい試みの製品だと思うけど、万人ウケするかは正直分かりません(笑)フィルムスキャナーをつい買ってしまうような私のようなオタクにはいいかもしれません(笑)
後続製品が出なかったという事は、まぁそういう事でしょうね(笑) 一応まだ新品でも米Amazon で買えるようですが、値段的には高いです。 スキャン面積も小さいため、スキャンできるものが限られてしまうのも難点。 最近のデジカメやスマホは高性能ですし、簡単な複写なら、写すだけで良いのかもしれませんね(笑)