wv-d700-repair
ビデオデッキ,  ビデオ系

ソニー WV-D700 ビデオデッキの修理

連休だったので、積まれたソニーダブルビデオデッキ WV-D700の修理をしました。 このビデオデッキ、製造から25年以上の骨董品(笑) 電源の入らない固体ばかりなので、いい加減修理しました。

ちまちま部品交換

まずは電源ブロックです。

過去の個体もそうですが、どうも、35v47μFだか33μFだかが干からびちゃうパターンが多いみたい。 大抵これを交換すると動きます。 電源部は熱を持つので、他の数値の悪そうな電解コンデンサーもいくつか交換しました。 電源部はこんな感じでいいでしょう(適当)。

修理の際にチェックしたい箇所は、スーパーキャパシターの劣化。 位置は、VHSメカ下になります。 VHSメカを外して、スーパーキャパシターを取ると液が少し基板に垂れていました。

幸い拭くだけで落ちたので良かったです。掃除をして、新品と交換しました。

VHSメカ真下のPOWERエリアの電解コンデンサーも交換しました。 このあたりのコンデンサーは表示部分の明るさに影響するので、気になる場合は交換するといいかもしれません。

VHSメカ部は、いつものローディングモーターのギヤ割れの補強とロータリースイッチ内の掃除。 ここを分解すると、位相調整が面倒ですが、だいぶ慣れました(笑)。 あとは、仕上げにビデオヘッド類とテープパスを掃除しました。

WV-D700修理完了

久々に電源入っているのを見ました。 いったい、何年放置してたのでしょうか?(笑) 残りの2台も直したいのですが、こちらはフレキケーブルの端子が基板から剥がれちゃってるみたい(汗)。 なので、工具を用意して後日チャレンジします。

とりあえずWV-D700が2台復活して、めでたしめでたし。