テープ台長尺対応改造
もごもご

テープ台の長尺対応改造

ダビングの仕事でチェックテープというナンバリングシールを使っています。 1~2500番が2枚一組で出てくるシールです。普段は2500番のものを使ってますが、今回は試しに5000番対応の長尺を購入。 しかし、予想通り巻が大きいため今のテープ台には収まらず回らない(笑)。

テープ台改造前

最初の部分だけ少し我慢すればいいのですが、折角なので長尺でも対応できるアダプターを3Dプリンターで作ってみました。

いつものCADソフトで

普段は鉄道模型のデータしか描いてませんが、今回は珍しく実用品の設計。 といっても、テープ台との噛み合わせ部分だけノギスで測定。 それ以外は思い付きで適当に書いただけです(笑)。

adapter-in-cad

それっぽくなったところで出力してみました。1時間半くらいだったかな。

適当な割には

テープ台に出力したアダプターを取り付けたところ、意外とフィット感良好でした。

テープ台アダプター

少し緩い気もするけど、実用には問題なさそうなのでこのままいきます。

テープ台アダプター完成

早速テープをセットしたところ、リールも浮いてスムーズに回転。

アダプター装着後

ただ、アダプターがUVレジンなので耐久性は不明です。 割れたらまた出せば良いので良しとしましょう。 軸が擦れる部分は、後でテープを貼っておきましょうか。

やっぱりいいね3Dプリンター

3Dプリンターは鉄道模型の車両でしか使ってませんが、実用品を作るのも良いですね。 薬品を使うので口に入れるものは作れませんが、こういった補助的なものだったら使い道が色々ありそうですね。ビデオデッキの治具あたりも作れそう。

あなたも是非(笑)