MiniDVビデオカメラを修理してみた
ミニDVのビデオカメラに限らず、液晶が回転するタイプのビデオカメラやカメラは、ケーブルの経年劣化により画面が映らなくなってしまう事が多いです。今回は練習も兼ねて、液晶の映らないビデオカメラを修理してみました。
今回の機種は現JVCケンウッド(ビクター)のGR-D850というminiDV仕様のデジタルビデオカメラ。ファインダーのない機種で、すべての操作を液晶で行うため、液晶が映らないと全く使えない(笑) まずは適当にネジを外してばらばらにしてみます。そしてケーブルの断線をチェック。
はい、断線というか見事に割れてしまってます。という訳で、このケーブルを交換します。
お得意のチャイナから届きました。
まず古いケーブルを取り除きます。液晶左の操作ボタンのネジ2本と、液晶付け根のネジ2本(下の写真参照)を外します。
ジョイント部は、2つのプラ製のカバーで挟んであるので、爪を起こしながら外してください。この際、内側についている丸形の磁石を紛失しないように気を付けて下さい。
新しいフレキケーブルを用意し、向きを確認します。液晶裏のコネクタにまず取り付け、矢印の方向に2回転半、軸に巻き付けます。
2回転半巻き、液晶画面側にひっくり返すと、ちょうどケーブルが見える状態になります。
巻き終わったら組立。下記の写真のように、まず内側のプラカバー(マットな方)をはめ、くぼみに磁石をセット。そして最後に表のプラカバーをはめるとスムーズに組みあがります。4本のネジも戻します。
ケーブルの反対側を本体側に接続して組み立てれば完成です。
おー液晶が映りました。
あまり出番はないと思いますが、miniDVの再生には使えそうです。
おしまい。