写真系

リバーサルフィルム

確かに需要が減ってるし、自分も使わないので、自然な流れではありますが、コダックがリバーサルフィルムの生産中止を発表しました。

http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/info/2012/info0301.shtml

私が写真屋でバイトしていた頃は、写真を本格的にやる=リバーサルを使う、みたいな感じでした。ネガフィルムより発色が綺麗、、露出にシビアということで、私も一時期はまりましたが、RPプリント代がもったいなく、結局ネガのリアラを使ってました。そうそう、このリアラも先日中止が発表されました(泣)

当時の写真は、さまざまなレンズ+フィルム+露出+現像の組み合わせを試し、好みの色調を探したものですが、今はパソコンの後処理で何ともなってしまいます。画像処理をやってる私が言うのも変ですが、すごくつまらない世界になってしまったと思います。

私のように写真が上手くない人にとっては、画像処理はとても強力な武器になります。しかしながら、後処理でどんなに綺麗に仕上げても、達成感が全く感じられません。罪悪感すら感じます。

書道でいう、2度書き・3度書きした時のような後ろめたさ、学業で言えば、カンニングしていい点数を取ったテストみたいな感じですかね(笑)